団結固く各部代表者会議 2018年7月19日
世界広布新時代第57回の各部代表者会議が18日、団結固く東京・新宿区の常勝会館(本部第2別館内)で行われた。
池田先生はメッセージを贈り、西日本豪雨の被災者に対する心からのお見舞いの言葉とともに、猛暑の中、激励に奔走する友、「かたし隊」などで奮闘する青年部に深謝した。
また、何より大事なのは一人一人の健康と無事故であるとし、決して無理をせず、支え合い智慧を出し合って復旧・復興へ一歩一歩の前進をと望んだ。
続いて、創立の父・牧口先生が拝し、戦時中、特高警察に押収された「御義口伝」の中で、傍線が引かれていた一節を共々に拝読したい、と紹介した。
「煩悩の淤泥の中に真如の仏あり我等衆生の事なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉るを当体蓮華の仏と云うなり」(御書740ページ)
そして、泥沼のごとき社会の真っ只中に分け入って、自行化他の誓願の題目を唱え、悩める人々に尽くし抜く生命こそが、真実の仏であると強調。
御本仏に直結する「当体蓮華の仏」との大確信で、いよいよ勇み立ち、汗まみれ、泥まみれになりながら、同志と共に、民衆のために断固と戦い進んでいただきたいと語った。
さらに、18日に生誕100周年を迎えた南アフリカの「不屈の笑顔の大英雄」マンデラ元大統領の信条――“大変な時こそ、へこたれず、希望を持て! 苦難の時こそ、屈することなく、たくましさを持て!”を贈った。
最後に、各方面での本部幹部会や全国男子部幹部会、各地の創価青年大会、そして関西栄光大会など、異体同心で創り上げてきた勝利のリズムのままに、いやまして「如蓮華在水」の功徳と人材と大勝利の花を咲かせ広げゆこうと呼び掛けた。
原田会長は、岡山の被災地訪問の模様を報告しつつ、重ねて西日本豪雨の犠牲者へのお悔やみと、被災者へのお見舞いを述べた。
また、“日中に金の橋を”との誓いを現実にした池田先生の足跡に触れ、「道理証文よりも現証にはすぎず」(同1468ページ)を拝して、実証の中にのみ師弟も後継もあると強調。師の闘争に応えゆく弟子の勝利の結果を示そうと呼び掛けた。
さらに長谷川理事長、谷川主任副会長、志賀男子部長があいさつし、本社報道局の内山忠昭記者が取材報告を行った。