大白蓮華 2015年(平成27年)10月号(No.792):巻頭言

3色旗

種を蒔く誇り!育てる喜び!

創価学会名誉会長  池田大作

 春夏秋冬、わが誉(ほま)れの農漁光部の同志の皆様方に、私は題目を送り続けている。海苔屋(のりや)に育った私には、農漁業の日々の御苦労が、深く偲(しの)ばれてならない。
 「食は命」なり。自然災害や天候の不順などにも屈(くっ)せず、一番大事な命を守り、育んでくださる聖業に、私たちは、あらためて心から感謝を捧(ささ)げたい。

 日蓮大聖人は、農作物が早い遅いの差があっても一年の内に収穫(しゅうかく)できることを譬(たと)えとして、「法華経の行者(ぎょぅじや)は如説修行(によせつしゆぎょう)せば必ず一生の中に一人も残らず成仏す可し」(416ページ)と仰せである。
 この通りに、創価学会と共に広宣流布に生き抜き、一生成仏の黄金の総仕上げを飾りゆかれる多宝の方々の顔が、日本にも世界にも輝きわたっている。

 大聖人の仏法は「下種仏法(げしゅぶっぽう)」である。
 悪世末法(あくせまっぽう)における妙法の「下種」(種を下ろす)とは、こんな荒れ地に種を植えても無駄(むだ)であると見放されてきた衆生の心の大地にも、光を当て、手を差し伸(の)べていく未聞(みもん)の挑戦である。
 御書には、「但(ただ)南無妙法蓮華経の七字のみこそ仏になる種には候へ」(15553ページ)と断言なされている。
 どんな人であれ、どんな境遇(きょうぐう)であれ、題目を唱えゆくならば、仏の生命を現(あらわ)すことができるのだ。
 ゆえに我らは種を蒔(ま)く。妙法という究極(きゅうきょく)の幸福の種を、我と我が友の心田(しんでん)に蒔き続ける。いかに厳(きび)しい現実の宿命があってもたじろがず、「絶対に仏になれる。一緒に幸せになろう」と語り切りながら!

 わが弟子と
   万年の種(たね)
    植(う)えにけり
  幸(さち)の人華(にんげ)よ
    未来(あす)へ薫(かお)れや


 なかなか折伏(しゃくぶく)が成就(じょうじゅ)せずに悩んでいる、けなげな同志を、戸田城聖先生は温かく労(ねがら)われた。
 「何も嘆(なげ)くことはないよ。すぐに信心する発心下種(げしゅ)と法を聞かせる聞法下種(もんぽうげしゅ)は、功徳は同じだ。必ず実る時が来る。だから、どしどし下種をするんだ」

 広島で戦災に遭(あ)い、結婚を機に渡米した創価の母は、夫の猛反対にも負けず、信心を貫(つらぬ)き、仏法対話に挑(いど)んだ。経済苦や家庭不和と格闘(かくとう)しながら、
一人一人に「この人に会うために、私はここに来たのだ」と真心を尽くした。今、ご一家も、折伏した400世帯に迫る眷属(けんぞく)も功徳に満ちて、後継の青年たちが続く。
 「信心の喜びを語りたくて仕方ないの。人を見たら折伏したいわ」と、母は明るく美しく微笑(ほほえ)む。

 日々、勤行で読誦(どくじゅ)する自我掲(じがげ」)には、「賓樹多華果衆生所遊楽(ほうじゅたけかしゅじょうしょゆうらく)<宝樹は花菓(けか)多くして 衆生の遊楽する所なり>」とある。私たちの広宣流布は、たゆまず妙法の種を蒔(ま)き、人材の宝樹(ほうじゅ)を育(そだ)てて、生きる喜びに躍動する平和と共生の緑野(りょくや)を、この地球上に創り広げていく戦いであるといってよい。

 ブラジルの詩心の母コラ・コラリーナは詠(うた)った。
 「待(ま)つならば、今日、生命の大地に植え込んだ良き種の収穫(しゅうかく)を待ちましょう! 植えるならば、幾百万の笑顔とスクラムと友愛(ゆうあい)を植(う)えましょう!」

 さあ、「世界広布新時代」の「躍進(やくしん)」そして「拡大(かくだい)」ヘー。皆で朗(ほが)らかに励まし合い、一日一日、勇敢(ゆうかん)に希望の種を、勝利の種を蒔きゆこう!





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